金沢駅の柱と、ねじれの不思議

スタッフ日記

ふとした日常の中で、綿棒や爪楊枝が減ってねじれているのを見ると、金沢駅の柱を思い出してしまいます。

 

 

 

あれはまだ寝台特急「日本海」が走っていた頃。

 

初めて金沢駅に降り立ったとき、真っ先に目に飛び込んできたのは、巨大なねじれた木の柱!

 

「鼓門(つづみもん)」と呼ばれるその建築物は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしたものなんだとか。

 

とにかく圧倒的な存在感が衝撃的だったのを覚えています。

 

やはり金沢を訪れた多くの観光客がまずここで記念写真を撮影するそうで、金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の1つにも選出されているとのことです。

 

 

 

金沢駅の鼓門の柱は、木材を何層にも重ね、曲げ加工を施した集成材を使用。

高度な木工技術と精密な計算で、美しさと強度を両立しています。

 

実は大屋根の雪受け、地下広場の排気塔、大屋根雨水のパイプスペースなどの役割も果たしているというから驚きです!

 

伝統と最新技術が融合したその姿は、まさに金沢らしさの象徴ですね。

 

次に金沢を訪れたら、改めてあの柱の曲線美をじっくり眺めてみたいと思います。

 

 

 

参考:令和元年版国土交通白書 インタビュー(白江龍三氏)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/content/001325543.pdf

 

参考:金沢市道路管理課『金沢駅東広場』
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/dorokanrika/gyomuannai/3/1/6329.html

 

 

 

 

 

 


 

 

建物を活かして、楽しく快適に暮らす。

 

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