
秋田市発行の『広報あきた』2025年4月18日号にて、空き家の適切な管理が呼びかけられていました。
全国的にみると西日本の方が「賃貸・売却用及び二次的住宅(別荘など)を除く空き家」つまり「活用されていない空き家」は多い傾向にあります。
ただし秋田県については、親世代の持ち家率の高さに対して少子化や若者の県外流出が多いこともあり、周辺の地域と比べてこの「活用されていない空き家」の割合が高くなっています。

総務省統計局『令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果』
https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/g_kekka.pdf
“建物さえあれば固定資産税は6分の1に減額されるから”…と、空き家の管理怠っていませんか?
空き家の状態が著しく酷い場合には「特定空家」に指定されますが、それより軽微な場合でも管理が行き届いていない場合は「管理不全空家」となってしまいます。

所有する空き家がこれらの空き家と判断されたにもかかわらず、市の指導に従わずに勧告を受けた場合、住宅用地の固定資産税軽減特例措置が受けられなくなります。
6分の1に減額されている特例措置がなくなるということはつまり、固定資産税が最大6倍になるということです。
命令違反とされた場合は50万円以下の過料が課されることもあります。
参考:(一社)全国空き家アドアバイザー協議会
https://akiya-adviser.org/onestop
空き家対策=クマ対策という点でも重要

放置された空き家はクマの棲家になったり、敷地内に生ったカキやクリなどを食べにクマが出没する要因になったりします。
人身被害を防ぐためにも、空き家を適切に管理し、庭の手入れも行うようにしましょう。
秋田市による空き家対策
秋田市では空き家を利用したい方とのマッチングサービス「空き家バンク」への登録を推奨しています。
https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/sumai/1007425/index.html
また市外から移住する方や、そうした移住者に空き家を売る・貸す方は、改修費用の補助金を申請することができます。
https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/sumai/1007487/1007789.html
危険な空き家については、解体費用への補助金も申請可能です。
https://www.city.akita.lg.jp/kurashi/sumai/1007487/1041984.html
補助金はいずれも申請条件や期限がありますので『広報あきた』または秋田市のホームページでご確認ください。
お問い合わせ:秋田市住宅政策課 TEL:018-888-5770
じゃあ、具体的にどうしたらいいの!?そんなときはTMTへ
- 相続したけど維持できない…
- 空き家になっている実家を地域のために活用してほしい!
- 解体を考えているけど、古材を買い取ってもらうことはできる?
- 古民家の改修に使える制度はある?
- 相続登記の義務化って、どうしたらいいの?
などなど…
空き家対策や古民家の活用に関することも、TMTまでお気軽にご相談ください。
今あるお悩みも、これから発生しうる問題も、専門家がしっかりと解決に向けて対応いたします!
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