東北の中でも雪が多く日照時間も短い秋田県。
一番平均気温が低いのは1月で0.1℃、一番高いのは8月で24.9℃です。
春や夏は良くても、寒さに強い植物でないと冬を乗り越えられません。
でも、観葉植物の多くは寒さに弱く、冬は当たり前に氷点下になる秋田でどれでも好きなものを選んで育てられる
というわけではありません。
では一体、秋田でインテリアグリーンを楽しむためにはどのような点に注意したらいいのか、
どんな植物が向いているのか??その点に焦点をあて、ご紹介していきますね!
目次
秋田の冬の特徴とは
長年住んでいらっしゃる方には説明は不要かと思いますが、
近年他県から引っ越してきた方、秋田県に住む方に観葉植物を贈りたい!
と考えている方のために簡単にまとめてみます
・12月には最低気温0℃という日が出てくる
・初霜に至っては例年11月がほとんど
・県南、中央、県北と積雪量に違いはあれど、どの地域でも必ず積雪はある。
・4月にならないと10度を超える日はなかなかない。
私も秋田生まれ秋田育ちなのでもっと書きたいことはたくさんありますが、
植物にスポットを当てつつ
まとめるとなるとこうなります。
本当に寒くって雪もどっさり積もるしなんだか気分もどんよりしがちですので
こんな冬こそグリーンに癒されたいものです。
秋田で育てる観葉植物に必要な性質3つ
簡単にまとめると次の通りです。
⓵乾燥に強いか
⓶耐陰性があるか
⓷耐寒性があるか
細かく言うともっとたくさんあるかもしれませんが大まかにこのような点に気を付けると
冬を無事に越すことができるはずですよ!
おすすめの植物!!
≪ワイヤープランツ≫
針金のような茎からハリのあるつやつやした葉が出ます。
乾燥には弱く耐陰性もあまりありません。耐寒性は0℃以上です。
日当たりの良いところにおくとぐんぐん伸びてインテリアとしても見た目の良いものとなります。
条件的に最適なのは窓際や最近のおうちによくある、サンルームなどです。
霜や雪は大敵なので冬の間は室内に入れましょう。
≪モンステラ≫
サトイモ科の葉の切れ込みが特徴的なモンステラ。雰囲気もたっぷりなので人気があります。
乾燥に強く、夏は旺盛に成長しますが冬は寒いところですとほとんど成長しないので水やりも控えます。
私もおうちにモンステラがありますが、冬はほとんど放っておいてます。。。
直射日光を嫌うので夏場はレースカーテン越しの光を当ててあげましょう。
大きくなると存在感が出てくるのでリビングなどがおすすめです。
≪アイビー≫
ツルがどんどんと伸びて比較的容易に増やせる初心者向きの観葉植物。
乾燥にも強く、耐陰性もあり、日陰でも育てられます。
耐寒性は0℃以上ですが霜や雪は避けましょう。
花瓶に挿しても育ちますし、鉢植えでも育ちます。
おうちのどこにおいても比較的楽に育てられるし、いろんな入れ物で育てられるので
インテリア性も高くおすすめです。
≪アロエ≫
最近多肉植物が流行しておりますが、実はアロエも多肉植物です。
乾燥によく耐え、耐陰性もあり耐寒性も0℃以上とこちらも丈夫です。
ただし全部に言えることですが霜や雪のおりるところはNGです。
水やりは2週間おきでも大丈夫なほどで、日当たりがいい場所が好ましいですが
日陰でも耐えます。
著しく成長したりしないので、寝室や狭いところにおいてもよいですね。
まとめ
雪や霜は当たり前の秋田で、繊細な観葉植物を育てるのは手間や設備、それにかけるお金も発生したりします。
しかし、寒さや耐陰性のある植物を、おうちの中の適切な位置に置くことで
冬の寒さが厳しい地域でもインテリアグリーンが楽しめるようになります。
枯らしてしまう、葉が落ちてしまう等の経験を何度かしてしまうと敬遠しがちですが
2018年のトレンドのインテリアテイストでインダストリアル×ボタニカルが来る!
という予想も目にしますので、是非これを読んでチャレンジしてみて欲しいです。
それにしても春が待ち遠しいですね♪