TMTの“あたりまえ”仕様

TMTでは、生活に合わせた自分らしい家づくりを大切にしています。
好きを詰め込んだ心地よい空間と、ストレスのない自分らしい間取りを、お客さまと一緒にデザインします。
そしてその家が1年中快適な住まいであるために、“あたりまえ”に高性能・高品質な家づくりを行っています。
本当にいい家の中枢となる構造部分だからこそ、一切の手間を惜しまず、プライドとこだわりをもって施工にあたっています。
01 断熱
「付加断熱工法」は、ポリスチレンフォームで壁全体を覆い補助的に付け加えた断熱工法です。
充填断熱の弱点である接合金具などの熱橋を減少させ、断熱空間を安定させます。
室内側には付加断熱で起きやすくなる内部結露を防ぐため「可変透湿気密シート」を貼り、季節を問わない結露対策をしています。
内部充填断熱部については「プライマリーウール吹き込み工法」を採用しています。
プライマリーウールは吹き込み専用の断熱材として製造されています。
最先端の製造技術で従来品よりも高い断熱性能を発揮し、沈下量も少なく、施工時の断熱性能を長期にわたって維持してくれます。
施工はメーカーが認定した吹き込み断熱のプロフェッショナルが行うことで、断熱施工者の技術・経験による施工精度の差をなくします。
秋田地域区分3・4内において、HEAT20G1。
第三者評価BELSでZEH水準・ネット・ゼロ・エネルギーの性能に適合しています。


01 断熱
02 遮熱〜外壁〜
住宅を快適且つ長持ちさせるために断熱と同様に大切なのが遮熱です。
遮熱シートは、純度の高いアルミを蒸着させた「遮熱材付防水透湿シート」を使用します。
中でもTMTが採用している「タイベックシルバー」は、国内での販売開始以来30年の実績を誇ります。
外壁全面を覆い冷暖房効果を高め、夏は外からの輻射熱を反射し室内を涼しく、冬は屋外への熱の放射を抑え室内を暖かく保ちます。
また透湿・防水性能により中からの湿気を排出し、外からの水滴を防ぎます。
断熱材だけでも熱を防ぐことはできますが、遮熱シートが防ぐ熱はまた別モノですので、それぞれに役割があります。
相乗効果により、夏の室内の温度を快適に保つことができます。

02 遮熱〜外壁〜
03 遮熱〜屋根〜
遮熱は屋根が肝心です。
特に夏の断熱は、断熱材だけでは効果が期待できないほどです。
通気ボードを屋根裏に施工することで、夏は太陽からの輻射熱を外に向けて反射し遮熱することができます。
反対に、冬は室内の熱を外に放射するのを防いで暖かさを保ってくれます。
TMTでは、アルミ純度が高く、太陽光の紫外線を反射する「遮熱材付小屋裏通気ボード」を採用し、小屋裏の通気と遮熱効果を確保しています。
室内からの湿気を排出し、外からの水滴も防ぎます。
屋根通気により断熱材の外側に空気を流して湿気を放出することで、躯体の木部の含水率が上がるのを防ぎ、断熱材に湿気が溜まりません。
またこのボードは、耐久年数にも優れています。

03 遮熱〜屋根〜
04 工法
近年広く用いられている、柱や梁の材料そのものを加工する木造は構造体の欠損を招きかねません。
また羽子板等のボルトで締める工法は年月が経つと緩み、安定した建物からはかけ離れてしまいます。
TMTでは、安全性に優れた材料を使い、点を結ぶように構造物を作っていく「木造軸組工法」を採用しています。
間取りの自由度が高い軸組工法は注文住宅に適しており、階段下収納や狭小地や変形地でも土地の形状に合わせた間取りを実現できるメリットがあります。
また、将来リフォームをする場合の間取り変更にも有効です。

04 工法
05 耐震
新しい在来軸組工法の「金結金物」+「耐力パネル」を採用しています。
厳しい基準をクリアした金物によって柱や梁などの接合部を効率よく緊結し、しっかりと補強します。
緊結金物と耐力パネルを併用することで、強度が合算されます。
壁とのバランスを考慮しながら、これまでの木造建物の弱点を克服しました。

05 耐震
06 耐力パネル
こちらは建物外周部の耐力パネルです。
針葉樹等の合板は湿気がたまりやすく劣化が早いことから、TMTでは「透湿性が高い耐力面材パネル」を採用しています。
高強度・防耐火・高耐久のため、地震大国である日本に適した耐力壁となっています。
また、ゼロアスベスト・低ホルムアルデヒドといった特徴も備えており、健康に害を及ぼさないという面でも優秀な面材です。

06 耐力パネル
07 シックハウス対策
天井と壁の両方に吉野石膏の内装下地材「ハイクリーンボード」を採用しています。
この下地材は、新築時に微量に発生するVOC物質(ホルムアルデヒド等)でも短時間で吸収し、分解します。
室内の家具などから発生したホルムアルデヒドも吸収してくれます。
科学物質の放出量は室温が高いほど増加するので、梅雨や夏場はシックハウス症候群が発症しやすくなります。
また近年の住宅は高気密であるがゆえに、汚染された空気が滞留しやすくなっています。
呼吸器が未発達の乳幼児は特に注意しなければなりません。
安心・快適に過ごすことのできる住まいのために、目には見えない対策も行っております。
