インナーガレージのある暮らし
秋田市広面・新築
ご主人がサーフィンをされるというお話から生まれたインナーガレージの家。
お子様は手を離れ、2人暮らしに近い生活をされるとのことでした。
打ち合わせ中はいつも奥様がご主人に寄り添い、冗談を言い合いながら楽しそうなご夫婦。
それでいてお互いに自分の時間を大切にし、有意義に過ごされているお二人は住まいのあり方も明確でした。
共有する時間が多いご夫婦でしたので、限られた敷地の中で敢えてガレージを組み込み、コンセプトを「お互いの気配を感じられる住まい」としました。
コンセプトに沿って設けた吹き抜けは、いつもお互いを身近に感じることができる場所のひとつになりました。1階のキッチンで料理をする奥様が吹き抜けの向こうにある趣味やトレーニングのスペースにいるご主人を呼ぶ姿が想像できます。
キッチンには奥様お気に入りの初食器棚を置くことに。タイルは茶系の中間色を選び、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
お料理の食材などを収納できる食品庫への動線もスムーズです!
見えないオシャレを楽しむために食品庫のクロスは鮮やかさを抑えた“大人の赤”で。
こちらの住まいでインナーガレージに続いて準主役とも言える家事室は、毎日の家事をただ黙々と作業するだけではもったいないくらい気分が上がる小部屋になりました。
この雰囲気の立役者がこちらの照明。ちょっと非日常的な空間で日常的な仕事をすることの楽しさ!オススメです。
キッチンの裏手にあるダストスペースからは、勝手口から処分したい物をサッと出すことができ、天井までの棚を利用して大容量収納も可能です!
2階、吹き抜けの隣に趣味スペースを設置して漫画コレクションを並べます。
外水栓をガレージの前に設置したことで、サーフボードの砂を落とし、ガレージに収納して、ドア一枚開けば洗面へ直行!の動線が実現しました。
車ではなく趣味の為に採用した2.5坪のガレージは趣味の小部屋といっても過言ではない広さなので、サーフボードの手入れに没頭できます。