エネルギーマネジメントとは、家庭やビル、工場などで使う電気やガスなどのエネルギーを、無駄なく「見える化」し、最適にコントロール(管理)することです。
これまでの省エネは、こまめに電気を消したりエアコンの温度を我慢したりといった、人間の努力に頼るものが主流でした。
しかしエネルギーマネジメントは、「技術やシステムを上手に使って、快適さを保ったまま自動で賢く省エネする」のが大きな特徴です。
具体的には、以下のようなステップで行われます。
見える化(把握)
HEMS(ヘムス/ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などの機器を使い、今どの部屋で、どの家電が、どれくらい電気を使っているかをスマホやモニターでリアルタイムに確認できるようにします。
最適化(制御)
太陽光発電でつくった電気を蓄電池に貯め、電気代が高い時間帯や災害時に優先して使うなど、エネルギーの「自給自足」や効率的な消費をシステムが自動で行います。
さらに、先日のブログで登場した「IoT技術」と組み合わせることで、
「人がいない部屋のエアコンを自動で省エネモードにする」
「翌日の天気予報に合わせて太陽光の充電量を調整する」といった、より賢いコントロールが可能になります。
TMTでは、こうしたエネルギーマネジメントを最大限に活かすためには、ベースとなる住まいの断熱性能(器の強さ)が極めて重要だと考えています。
どれだけ最新のシステムでエネルギーを管理しても、壁や窓から熱が逃げてしまう家では、機械がフル稼働し続けて効率が上がらないからです。
高断熱・高気密という確かな「器」があって初めて、エネルギーマネジメントはその真価を発揮し、我慢のない快適さと高い省エネ性を両立することができるのです。
