時間が経つと大変身する「銅板」

スタッフ日記

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先日、東京の神田明神に参拝してきました。

 

神社好きのワタクシ、10~15年ほど前にこの近くのホテルによく泊まっていたんですが、今回はその時以来の久しぶりの参拝でした。

 

 

「神田明神」と言っていますが、明治時代に国の統治下におかれて以来、正式名称は「神田神社」というそうです。

 

よく見たら鳥居や門柱にはしっかり「神田神社」と書かれていますね!全然気づきませんでした。

 

 

 

 

 

この鳥居も、圧倒的存在感の随神門や本殿の屋根も、みんな同じ青緑色をしていますよね。

 

これ「緑青(ろくしょう)」といって、金属の「銅」が酸化してできたサビなんですが、ご存じでしたか?

 

(株)カナメ 豆知識『色の変化を楽しめる銅板』
https://www.caname-jisha.jp/cms/?p=598

 

 

 

最近はキャッシュレスなのであまり現金に触っていないという方も多いかもしれませんが…10円玉を思い出してみてください。

 

10円玉は95%が銅でできています。

 

真新しい10円玉、明るいオレンジ色に近いような薄い茶色にビカビカと輝いていますよね。

 

それが使われているうちにツヤがなくなって茶色くなり、黒ずんできて、とても使い込まれたものになると緑青が葺いているものにも出会うことがあります。

 

 

 

 

それと同じことが、先ほどの大きな建造物で起きているとすると…

 

できたてほやほやの神田明神は、どれほどにビカビカと光り輝いていたのだろう!?と想像してしまいます。

 

 

銅は火災に強く、耐久性もあり、また高価なので権威を示すために寺社仏閣に使用されることも多いそうです。

 

金ピカならぬ“銅ピカ”からの美しい青緑色への変化、味わいがありますよね。

 

もし運よく身近に銅ピカの建物を見つけたら、ぜひその変化を観察して楽しんでみてください。

 

 

 

(一社)日本金属屋根協会 銅屋根クロニクルNo.96『創建1300年、明神様は江戸の総鎮守 神田明神(東京都)』
http://kinzoku-yane.or.jp/chronicle/number-96/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

建物を活かして、楽しく快適に暮らす。

 

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