私が秋田市内でお気に入りの場所のひとつ、県立美術館2階のカフェ。
一面のガラス張りの外側には水面が揺れ、その向こうに久保田城跡である市民憩いの千秋公園を望みます。
2022年に新しくなった「秋田県民会館・ミルハス」と、それと呼応するようにかつての県立美術館・平野政吉美術館だった「秋田市文化創造館」の特徴的な建物が並んでいます。
緑に映える独特な形状と円い窓は、藤田嗣治の助言によって大空間に光が降り注ぐよう設計されたものだそう。
秋田市文化創造館
https://akitacc.jp/2020/
メニューはコーヒーやジュースなどシンプルですが、抹茶を注文すると地元の老舗菓子店の高級もろこしが付いてくるのでオススメ！（お菓子の内容はその時によって変わります。）
人気の特別展示の期間などは、その喧騒に隣り合ってこんなに静寂があるというところも、異世界に迷い込んだようでなんだか良いのです。
晴れの日はもちろん絶景なのですが、私はあえて雨の日に行くのが好きなんです。
鉛色の空が水面に黒く影を落とし、そこに落ちる雨粒で無数の波紋が広がっては消えていく。
時折、庇の部分から大きな粒がポタン。
その様を、時間の許す限りずっと見ていたいと思ってしまいます。
ちなみにガラス窓の下にはヒーターが入っており、寒い時期でも曇らないように工夫されています。寒冷地仕様です。
先日、キボリノコンノ展の時に子どもを連れて行ったら
「これプール？入れるの？！」と勘違いワクワクさせてしまいました。
確かに、こんなプールが付いてる建物もありますね（笑）
画像はイメージです（笑）
外縁が視覚的に見えないように設計され、周囲の風景と一体化するように見えるプールは「インフィニティプール」と呼ばれるそうですよ。
知らなかった…またひとつ勉強になりました！
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秋田県立美術館についてはこちら
https://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm
秋田県立美術館
指定管理者：公益財団法人平野政吉美術財団
〒010-0001 秋田市中通1丁目4-2
TEL：018-853-8686・018-833-5809 ／ FAX： 018-836-0877
不定休
開館時間：午前10時～午後6時（チケット販売は午後５時30分まで）
※竿燈期間中などは、開館時間を延長する場合があります。
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