TMT代表の佐藤です。
「家は家族を守る場所」――
そう信じたいところですが、今の日本の住宅事情はその前提が揺らいでいます。
現在、日本の住宅の約65%は、断熱性能が不十分、もしくはほとんどない「無断熱」の状態です。
これは、高度経済成長期以降に建てられた多くの住宅が、現代の健康基準に達していないことを意味しています。
交通事故よりも多い「家の中の悲劇」
まず見逃せないのが、家の中で起きている“見えないリスク”です。
冬場、暖かい部屋から冷えた脱衣所へ移動した際に起きる「ヒートショック」。
急激な温度変化で血圧が大きく変動し、命に関わることもあります。
実際、日本では入浴中の急死者数が年間で交通事故死を大きく上回っており、断熱不足が招く「住まいの欠陥」による深刻な問題と言えます。
「我慢」という美徳が健康寿命を削る
「昔の家は寒いのが当たり前」という考え方も見直す必要があります。
断熱性能の低い住宅では、冬はヒートショック、夏は室内でも熱中症の危険があります。
こうした環境が、知らず知らずのうちに健康寿命を縮めているのが現実です。
「ストック住宅」をどう選ぶか、どう直すか
新築価格の高騰により、既存住宅(ストック住宅)を選ぶ人が増えています。
だからこそ重要なのが、「どの家を選び、どう手を入れるか」です。
「断熱不足」という事実にどう向き合うかが、人生の質を左右するのです。
▼ #TMT代表のブログ 『日本の家の65%は「無断熱」…若者の未来を支える賢いストック住宅の選び方』 2026/4/19
https://tm-team.jp/blog/260419/
私たちは、ただ古い家を売買するのではなく、「インスペクション(建物状況調査)」によって建物の状態を正しく把握することを提案しています。
そのうえで、屋根の断熱・遮熱、窓のアルゴンガス処置、さらに「ラプラスの原理」に基づいた調湿気密施工(スーパーシート)を行うことで、既存住宅を「健康を守る資産」へと再生させることが可能です。
▼ #TMT代表のブログ 『「夏の結露」から家を守る、賢い気密シートの役割』 2026/4/17
https://tm-team.jp/blog/260417/
古い家は、決して“負の遺産”ではありません。
適切な知識と手入れによって、安心して暮らせる住まいへと生まれ変わります。
今こそ、住まいのあり方を見直す時期に来ているのではないでしょうか。


