TMT代表の佐藤です。
先日ご紹介した青い工事看板の新築住宅の工事が着々と進んでいます。
▼地震・台風・湿気から家を守る壁の中身(2026.3.23)
https://tm-team.jp/blog/260323/
まだまだ完成すれば見えなくなってしまう建材の施工段階ですが、だからこそその重要性をお伝えしたいと思っています。
建物の長寿命化と夏の快適性を左右する「防水」と「遮熱」の工程は、現場において最も神経を使う場面の一つです。
現場が一面、銀色に包まれる瞬間
外壁工事が進むと、建物全体が銀色のシートで覆われる時期があります。
「なんだか宇宙船みたい」と思われる方もいるかもしれませんが、この銀色の正体は「透湿防水遮熱シート」です。
これは単なる防水紙ではなく、名前の通り3つの機能を1枚で担っています。
外からの雨水はシャットアウトしながら、室内の湿気は外へ逃がす。
そしてアルミ蒸着層が太陽の赤外線を反射し、夏場の壁内や屋根裏の温度上昇を劇的に抑えてくれます。
防水・透湿・遮熱を同時に実現する、まさに高機能な”膜”ですね。

本当に大切なのは「貼り方」
しかし、どれほど高性能なシートを使っても、わずかな隙間があればそこから雨水や熱が侵入してしまいます。
特に気を使うのが、サッシ周りや配管の貫通部分です。
専用の防水テープを一切の隙間なく丁寧に貼り込む、この地道な作業こそが将来のトラブルを未然に防ぐ鍵になります。
見えなくなるからこそ、妥協しない
間もなく外装材が貼られ、この銀色の世界は見えなくなります。
でも、完成後に見えなくなる部分の施工精度こそが、数値上の性能だけではない「本当に長持ちする家」をつくります。
私たちがこだわり続けるのは、住まいの根幹を支えるこの「見えない仕事」なのです。
