TMT代表の佐藤です。
建築現場をのぞいてみると、青・金・黒など、カラフルな釘が使われています。
「なんで色が違うんだろう?」と不思議に思った方もいるかもしれません。
実はこれ、単なるオシャレではないのです。
釘には、厳密なルールがある
木造住宅の耐力壁や構造材の接合部には、使用する釘の「長さ」や「太さ」が場所ごとに厳密に定められています。
この規定を守ることが、地震や台風に耐えられる家の強度を生み出す、大切な条件のひとつです。
ところが困ったことに、釘は打ち込んでしまうと頭の部分しか見えなくなります。
外観だけで長さや太さを正確に判別するのはいくらプロでも困難です。
「色」でひと目でわかる
そこで生まれたのが、サイズごとに釘の表面を色分けするというルールです。
青・金・黒などの色によって、大工さんは瞬時に正しい釘を選ぶことができ、建築士も遠目から「規定通りに施工されているか」をひと目で確認できます。
小さな釘の色ひとつにも、家の安全を守るための知恵が詰まっています。
家が完成すると見えなくなる部分だからこそ、私たちは現場でのルールを徹底しているのです。