季節の感じ方は人それぞれ
私にとって春を感じるのは、さくら風味のスイーツやドリンクが店頭に並び始めたとき。
毎年2月半ばを過ぎた頃なのでまだ厳しい寒さが残る時期なのですが、
ふわりと香るさくらの風味に触れると、長い冬のトンネルの先にかすかに春の光が見えてくるような気がして、ふと気持ちが楽になります。
さくらの香りには、不思議と「新しい始まり」を感じさせる力がある気がします。
実際に春は卒業や入学、引っ越しなど、新しい環境に飛び込む人が多い季節。
そうした変化の予感と、さくらの淡い色や優しい香りが重なって、期待と少しの緊張が入り混じる感覚を呼び起こします。
3月1日、高校の卒業式の感じをちょっと思い出して、アンニュイです。
住宅も、春になるとリフォームのご相談が増えたりします。
暖かくなり、気持ちが前向きになると「そろそろ家のあちこちを整えたい」と思う人が増えるからかもしれません。
家も人と同じように、季節の変化に合わせて整えてあげると、より心地よく過ごせそうですね。
今年もさくらの季節を楽しみにしながら、春に向けた準備を少しずつ始めたいと思います。
建物を活かして、楽しく快適に暮らす。
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